使用する重曹は弱アルカリ性の物質です。
純度の高いものは
ベーキングパウダー、ふくらし粉など
食用にも使われており、安全性の高い物質です。
またもともと自然界に存在する物質なので、
使ったあとも環境にやさしい物質です。
入浴剤として使用したときには
血行を促進させる作用があります。
アロマケアって
毎日の生活で病気ではないけど
心も身体も少し不調そんな時は
すごくいいなと思って
私も簡単にできるものを
取り入れてます。
今回はそんなアロマテラピーな話を
しようかと思います。
アロマテラピーは日本語で
芳香と療法という意味で
香りを用いた不調改善の
方法です
もう少し細かく言うと
精油(エッセンシャルオイル)
を用いて行う自然療法
(AEAJによる定義)
ということは、精油を用いないものは
アロマテラピーとはいえないということですね。
では精油とはどんなものでしょう?
精油、エッセンシャルオイルとは
植物から特殊な方法で抽出した
100%天然素材のものです。
● 植物から抽出した天然素材
● 有効成分を高濃度に含んでいる
● 空気中に放置すると蒸発する
● 水には溶けにくいが油にはよくとける
● 植物油(オリーブオイル)とは異なる
油脂ではない。
ではどのように心身に作用するのでしょう。
1、鼻から精油を嗅いで脳に伝わる
2、アロマトリートメントなどで
皮膚から吸収して血管に入り全身にめぐる
3、蒸気などで吸い込んで肺に入り
血管から全身をめぐる
こにような形で精油の中の有効成分が
身体の中にとりこまれます。
人には
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚が
ありますがそのうち
嗅覚は人間の進化の過程で
早期に発達した特殊な感覚です。
つまり嗅覚は大脳新皮質(考える脳)を
経由せず大脳辺縁系(感じる脳)に
直接情報をつたえて作用し
香りから「好き」「嫌い」などの
感覚的なものがもたらされ
そのなかで
気持ちが落ち着いたりリラックスしたり
悲しみを癒したり
する効果があるそうです。
だから自分が特に好きと思う
アロマの香りを嗅ぐと
ホットしたり、スッキリしたり
気持ちよくなったり
リラックスできるんですね。
好きな香りは、今時分の身体に
必要なものと考えられます。
だから、私も体調の変化で
使いたい精油が変わります。
香りと同時にアロママッサージ
など皮膚から吸収される
有効成分による効果ですが、
精油の成分は皮膚からも吸収
されますが、皮膚の表面には
バリアゾーンがあるため通常の
化粧品などはここを超えて浸透することは
できませんしかし
精油の分子はとても小さく
皮膚から吸収され末梢血管から
血液の中に入り込むことが可能です
そして様々な炎症鎮静や免疫力の
効果などなど使う精油によって
様々な効果が期待できるということです。
ヨーロッパでは古くから民間療法として
もちいられてきて、現在でも積極的に
医療現場にも取り入れられ
広く人々に認知されています。
日本でも1980年代から
少しづつ広まり、
アロママッサージとしてエステサロンや
病院や介護施設でも利用されています。
具体的な使い方をご紹介する前に
精油についての注意事項を
記しておきます
1.精油は絶対に飲まない
2.希釈した精油を腕の内側に塗り
1日から、2日ほど
炎症などがおこらないか
バッチテストを行う
3.肌に直接つけない、
必ずキャリアオイルや精製水で
希釈して使用する
4.引火のおそれがあるので
火の近くには絶対におかない
5.柑橘系の精油の中には
紫外線により炎症を起こすものが
あるので注意する
6.3歳未満の乳幼児への
使用はさける
7.妊娠中は精油を肌に直接
ふれないように気を付ける。
では実際にどんな風にお手軽に
楽しんででいるかいくつか
御紹介しようとおもいます。
1 お風呂 手浴 足湯
香りを楽しみまた有効成分を
皮膚からも取り込み同時に手足や全身をお湯で
温めることで相乗効果がきたいできます!
この時に
かんたん精油入浴剤を使用します。
作り方
材料(1回分)
天然塩もしくは重曹
・・・大さじ2・・・・
精油 ・・3滴から5滴・・
材料をガラスのボウルに入れ
木べらなどでよく混ぜる
使用する重曹は弱アルカリ性の物質です。
純度の高いものは
ベーキングパウダー、ふくらし粉など
食用にも使われており、安全性の高い物質です。
またもともと自然界に存在する物質なので、
使ったあとも環境にやさしい物質です。
入浴剤として使用したときには
血行を促進させる作用があります。
これなら作るのも案外
簡単そうだとおもいませんか?
そしてどの精油を使うかは
自分の好みと
その時の身体と心の状態
にあわせて自分が一番
気持ち良いという香を選ぶのが
良いとおもいます。
それが今、自分が身体が
必要としているものだからです。
2 湿布法
お湯または冷水に精油を1~2滴
垂らしてタオルを浸して
絞ったものを気になる部分にあてます。
自分でマッサージなどがしにくい
場所にでもできるのが便利です。
打ち身、捻挫 冷湿布
肩こり 温湿布
3 マッサージ
トリートメントオイルを使った
トリートメントマッサージは
血行を促進し、リンパの流れをよくし
余分なすいぶんや老廃物を
デトックスしてくれて
同時に香も楽しめます。
トリートメントオイルの作り方
キャリアオイルに規定量の精油を混ぜる
キャリアオイル・・ホホバオイル、スクワラン
スイートアーモンドオイル
アプリコットカーネルオイル
キャリアオイル 5ml
精油 1滴
濃度は1パーセント以下を厳守すること!
4 ミストスプレーを作る
好きな香を精油をブレンドしたりして
ミストスプレーを作り部屋のフレグランス
として使用する
ミストスプレーの作り方
無水エタノール 小さじ1
精製水 45ml
精油 10滴
デフューザーなどに材料を入れてつくる
アロママッサージでエステを受けるのも
すごくうれしいですが、
それ以外に精油があれば案外簡単に
日常生活にアロマを取り入れることができます。
たとえば
安眠したいときには、
安眠効果のある精油を
コットンやティッシュペーパーに
垂らして枕元に置くだけでも
その効果を楽しむことが
できます。
私は100均で買った
スプレーボトルにミストスプレーの
材料をいれて作り
お部屋やトイレなどにも置いて
楽しんでます。
最初にも少し説明しましたが、
精油、エッセンシャルオイルとは
植物から特殊な方法で抽出した
100%天然素材のものです。
アロマオイルと称して雑貨店などに
並んでいることも
結構ありますので、精油を購入する時には
成分表示をよく確認して購入するように
してくださいね。
最後に一般的な精油の効能などを
いくつかご紹介します。
詳しく書かれた本やまたネットでも
比較的簡単に調べることができますので
是非、ご自分のすきな精油またブレンドを
見つけてみてくださいね。
ラベンダー
心地よいかおりで眠気を誘う、
リラックスのオイル
ストレス リラックス 安眠
鎮痛作用 免疫力アップ 自律神経
レモン
高いリフレッシュ作用で脳の働きを活性化
リフレッシュ 集中力
殺菌 消毒 冷え むくみ
ユーカリ
コアラが食することで有名
シャープな香りが特徴
リフレッシュ 記憶力 集中力
抗炎症 花粉症 鎮咳
参考図書 アロマテラピー辞典 岩井ますみ著