主婦梅吉の日常

介護施設を起業、運営し時にはフリマや旅行を楽しむブログ

ハンドクリームを簡単手作り

 

普段でも洗剤や水仕事で手が荒れやすく

ゴム手袋をしても指先などひび割れしたりと

かなり重症化するので、

今週のお題「ブログ初心者に贈る言葉」

個人的にはハンドクリーム

かかせないアイテムなのですが

最近は本当にいろいろなものが売られています。

 

機能だけでなく、香りも重視したものなど

さまざまです。

 

 

f:id:ume20180912:20190116102621j:plain

 

でも最近は市販のものを買うことが減り

「簡単手作りハンドクリーム」を

良く使うよになりました。

 

本当に簡単にできるので

特に自分の好きな香りで作りたいなんて方は

おすすめですよ。

 

 

 

 

 

 

 

1 ハンドクリームの選び方

 ハンドクリームといってもいろいろなタイプのものが

 あるのですが、どんなものを選んだら良いか

 あるいはどんなものを作ったらいいか簡単に

 まとめてみました。

 

乾燥がひどいタイプ  

  ワセリン、シアバター、蜜蝋を配合タイプ

あかぎれやひび割れ

  ワセリン、グリセリン、蜜蝋を配合タイプ

角質でゴワゴワ

  尿素配合タイプ

 

てが荒れるといってもいろいろな症状があるので

作ったり、購入したりする時は

ちょっと注意して選んでみてくださいね。

 

とくに手が荒れるからと

尿素配合タイプだと

逆効果になる時もあるので要注意です。

  

 

 

2 ワセリンを使ってハンドクリーム

 

 

 

f:id:ume20180912:20190116123629j:plain

 

 

 

私はよくワセリンをつかって

ハンドクリームを作ります。

理由はとっても簡単に手軽にできるからです。

 

ワセリンそのものをただ塗っても

もちろん効果はありますが、

そこに自分の好きなアロマオイルを足せば

アロマの香りの効果も期待できて

いいですよね。

 

そして気分でアロマオイルの代わりに

ワセリンに普段自分が使っている香水

混ぜてつくることもあります。

香りの統一感があってこれも気ににいってます。

香水とお揃いのハンドクリームの出来上がりです。

 

 

 

 

ワセリンにはいくつか種類があります。

 

精製の度合によるものです。

 

精製度が低めのものは価格がリーズナブルで

 

精製度が高いものはやはり価格も高いです。

 

 

大きく分けて

黄色ワセリンと白ワセリンです。

 

 

肌トラブルがそんなにない方は黄色ワセリンで大丈夫です。

私もハンドクリームに使用しているのは

こちらのタイプです。

 

ただ紫外線を浴びやすい顔、炎症のある皮膚には

日本薬局方、の白色ワセリンの方が適しているとおもいます。

 

さらに刺激に弱い赤ちゃんの皮膚や

アトピー性皮膚炎の保護剤としては

プロペト、サンホワイトと書かれた白色ワセリンを

使用すると良いかとおもいます。

精製度が高く不純物が少ないです。

 

ワセリンの効果ですが

ワセリンの保護膜は皮膚を様々な刺激をガードしてくれます。

 

また反対に角質層から水分がにげるのを防いで

粉ふきやかゆみを抑えることが出来るんですね。

 

そしてワセリンのよいところは、

角質層へほとんど浸透しません。

 

 

 

ワセリンは角質層をはかいせず、

皮膚が自然治癒力をはっきして回復するのを助けてくれます。

 

 

油の保護膜を作るならクリームでもいいのでは?

ともおもうのですが

 クリームにはが含まれていることがあります。

界面活性剤は角質層を破壊します。

 

たしかに有効成分を肌に運ぶという役割はあるのですが

角質層の破壊で 皮膚のバリア機能を

弱める原因になることもあります。

 

最後にワセリンを塗るコツですが

少量を薄く塗ることです。

 

保湿効果を求めて重ね塗りすると、反対に皮膚が乾燥します。

 

ワセリンをうすくぬれば、

角質層が水分を蒸発させる働きを邪魔しないまま、 

皮膚の乾燥を予防することができます。

 

 

3 蜜蝋を使ったハンドクリーム

 

 

f:id:ume20180912:20190116131514j:plain

 

ワセリンを使ったハンドクリームは

簡単にできるのですが、

時間のあるときには蜜蝋をベースにした

ハンドクリームを作ることもあります。

 

蜜蝋とはミツバチが体から分泌するロウ(ワックス)で、

蜂の巣を作るための材料です。

ミツバチは蜜蝋と花粉などを混ぜ合わせて巣を作っていきます。

 

蜜蝋は融点が高く溶けにくいため

リップクリームなど固めの化粧品に使われます。

化粧品に柔らかい感触を与えたり、

他の油脂や配合成分を安定させる効果があり、

安心・安全なだけでなく、

すぐれた乳化剤としての効果をもっています。

肌や唇をしっとりとやわらかくする効果があり、

保湿成分としてもかなり優秀です。

 

ハチミツの効用については別のブログでも

書いてますので興味のある方はこちらも読んでみてくださいね。

 

 

www.ume0912happy.com

 

 

蜜蝋を使ったハンドクリームの作り方です

 

基本の蜜蝋ハンドクリームの材料

好みの植物オイル…10ml

蜜蝋2g

好みでアロマオイル1~2滴

 

蜜蝋は沸点が高く溶けにくいので

好みの植物オイルと一緒に湯煎してください。

ジャムの瓶などに入れてつくると

作りやすいです。

 

好みのオイルは私は熱にも強いホホバオイルを使っています。

スイートアーモンドオイル、アルガンオイル、ココナッツオイルなど

好みのオイルで作ってくださいね。

このときアレンジでグリセリンや蜂蜜などをプラスするのもいいですね。

後は好みのアロマオイルを入れてできあがりです。

 

 

いつも多めにつくって

可愛い缶などにいれて

お友達にプレゼントとしても

案外喜ばれますよ。

 

 

4 尿素を使ったハンドクリームの注意点

 

 

 

最後は尿素が入ったタイプのハンドクリームについての

注意事項です。

 

ドラッグストアなどで多くの種類の

尿素配合ハンドクリームが、

市販されていますが

最近では尿素がエイジングケア商品に

配合されることが減ってきたそうです。

 

f:id:ume20180912:20190116164851j:plain

 

 

尿素とはどういった成分なんでしょうか?

 

 

尿素という名前から想像できるように

「尿素」は尿の中から発見されたことに由来しています。

尿素は、炭素、酸素、窒素、水素の原子でできた有機化合物で、

「カルバミド」とも呼ばれています。

 

また尿素は、人類が初めて無機化合物から

合成することに成功した有機化合物だそうです。

 

尿素は10%以下の配合量では、

皮膚刺激性および眼刺激性はほとんどなく

基本的には安全性の高い化粧品成分です。

 

 

尿素の良い点としては尿素は分子量が小さく、

によく馴染む性質を持っています。

そのため、保湿成分としてはたらきます。

そしてもう1つのはたらきは、

「お肌を柔らかくする」ことです。

 

しかし、この「お肌を柔らかくする」作用は

尿素の角質を溶かすはたらきによるものです。

角質は、ケラチンというたんぱく質でできています。

尿素は、その化学的な性質によって、

ケラチンの分子の結合を切断することができるのです。

この尿素のはたらきが、

肌にとって良い部分と悪い部分になります。

 

尿素の困った点は、

ピーリングのデメリットと同じです。

角質が溶けて剥がれると、

お肌はターンオーバーによって、

新しい角質を生み出そうとします。

ターンオーバーが遅すぎるのを改善する分には、

このはたらきは大きな問題ではありません。

 しかしやりすぎると

ターンオーバーが早すぎるようになって、

まだ十分に育っていない表皮が角化し始めます。

つまり、未成熟な角質が増えるのです。

その結果、角層のバリア機能の低下や

お肌の乾燥などもたらすので

乾燥の強い部位や炎症が起こっている部位には

使用しない方が良いですね。

 

最初肌が柔らかくなって

良いハンドクリームだとおもって

使い続けるとトラブルの原因になります。

 

 

ですが逆に角質が硬く、固まっている部位に

使用するのは良いとおもいます。

たとえば「ヒジ、ヒザ、カカト」などです。

 

そういった部位にはおすすめですが

それでも長く使い続けるのではなく

様子をみながらワセリンや蜜蝋やセラミドを

含んだものに変更してくださいね