酒税一本化で「海外ビール」がさらに身近になるようだ
国内旅行なら「地ビール」
海外旅行ならその国の人気ビールを飲んで楽しむのも
梅吉にとっては旅行の楽しみの一つだけど、
そんな海外のビールが
日本でさらにお手軽に飲めるように
なるよですよ。
以前セレブなビール「INEDIT」
について書いたけど
いろいろ楽しめるのはやっぱり嬉しいよね。
1 酒税一本化で具体的にはどう変わるの?
麦芽比率などで異なるビール類の酒税を
来年からから5年程度かけて(2026年まで)
段階的に酒税が一本化されることが決まったんだけど
その結果最終的には
350ミリリットル缶当たり約54円に統一されるらしいよ。
現在、ビールの税額は350ミリリットル缶で77円、
麦芽比率25%未満の発泡酒が47円、
麦芽を使わないものもある第3のビールが28円
だからビールの酒税は下がり
発泡酒と第三のビールは少し上がるということだね。
なので海外のビールにとっては
77円から54円になるので
日本に積極的に参入していこうということになったらしい。
この酒税変更
ビールの定義も見直すようで
ビールの原料は麦芽とホップなどに限られているのを、
オレンジピール(果皮)のような香料も認める。
麦芽比率も67%以上から50%以上に下げる。
となるらしい。
ベルギービールのように
麦芽比率50%以上でオレンジピールなどで風味をつけたアルコール類は、
日本では発泡酒だが多くの国ではビールとみなされていて
見直しには、
多様で世界に通用する国産ビールの開発を促す狙いもあるそうだから
今後、ウイスキーや日本酒のように
海外での需要が増えれば
国内ではビール類の市場規模は縮小傾向にあるので
海外に通用するビール作りは確かに必要だね。
2 海外ビールが日本に積極的に参入するらしい
それでどんな風に参入してくるのか
今分かっている段階では
例えばアメリカ大手のモルソン・クアーズは
缶ビール市場に本格参入
モルソンクアーズは3月から
新たに高級ビールをスーパーなどを通じて販売するよ
クラフトビールで全米首位の「ブルームーン」(税別278円)
日本での販売権を取得したタイの「シンハー」(税別278円)
この2種類現を在展開中の瓶商品に加えて
日本の家庭で売れ筋の缶ビールを加えることで
日本の海外ビール市場のシェアを23年までに
現在の3%から10%に引き上げるという計画だそだ
世界最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブ( ABI ベルギー)
は取り扱い飲料店を増やすらしい
具体的には主力ブランド「バドワイザー」で樽詰の
取り扱い飲食店を2年で現在の2~3倍のおよそ
1000店舗近くにに広げ
SNS を使い20代~30代に特化した販売促進も開始し
若い人に海外ブランドの魅力をアピールするらしい。
イギリスのディアジオ社は
日本で合弁会社を運営するキリンビールと連携し
黒ビール「ギネス」の販売促進を強化
日本開催のラグビーワールドカップで
アイルランドなど出場4チームのスポンサーとなっており
関連イベントをで PR するみたい。
国内ビール系飲食市場は14年連続で縮小中なんだけども
イギリスの調査会社ユーロモニターによると
国内の輸入プレミアムビール(ラガータイプ)の
18年の市場規模は5年前と比べ13%増え
今後も市場は緩やかに拡大する見通しだとか
クラフトビールのような多様なブランドを楽しむ
人が増えていることが追い風になんだろうね
3 まとめ
日本ではクラフトビールというと
「地ビール」というイメージがあるけど
『ウィキペディア(Wikipedia)』によると
アメリカ合衆国における
小規模なビール醸造所(マイクロブルワリー)の
業界団体であるブルワーズ・アソシエーション(英語版) (BA) は、
クラフト・ブルワリー (craft brewery) を
「小規模、独立、伝統的 (small, independent and traditional)」と定義している
具体的には、年間生産量が600万バレル(米国ビール用バレル)
(約70万キロリットル)以下、
自身がクラフト・ブルワーではない
他の酒類製造業者の支配する資本(株式)が25%未満、
伝統的手法に革新を盛り込んだ原料と発酵技法を用いることが
クラフト・ブルワリーの条件とされている。
クラフトビールは海外では
このようにすごく細かく定義されていて
多様な製品が生まれることもクラフトビールの特徴らしいので
今後ワインのように様々なクラフトビールや海外ビールが
楽しめるのはビール好きには嬉しい。