主婦梅吉の日常

介護施設を起業、運営し時にはフリマや旅行を楽しむブログ

ミラクルフルーツ「プルーン」って何がいいの?

プルーンは黒海とカスピ海にはさまれた

コーカサス地方を故郷に持つプラム(西洋すもも)の一種で

 

ミラクルフルーツ、ワンダーフルーツなどと呼ばれるほど栄養が高く、

コーカサス地方では「命の果実」と呼ばれています。

 

 

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そして最近ではそのプルーンを

乾燥させてエキスを絞った「プルーンエキス」で有名な

大手企業のプルーンエキスが

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の

「宇宙日本食」として認証されたそうです。

 

「プルーンエキス」には

さまざまな魅力があるようなのでご紹介します。

 

 

抗酸化作用

 

私たちの体は酵素を使ってエネルギーを生み出します

その過程でどうしてもできてしまうのが活性酸素

活性酸素は血管や臓器皮膚神経などを傷つけ

老化や生活習慣病の原因になります

その感染性活性酸素に立ち向かう

抗酸化力を秘めているのが

野菜や果物ですプルーンに含まれる多様な

ポリフェノールには

高い抗酸化力があることが

明らかになっているそうです

また三基総合研究所では試験官での実験にとどまらず

人の人体の中でプルーンがどのように

抗酸化作用を発揮しているか研究した結果

プルーンエキスの摂取により

尿中の酸化ストレスマーカーが減少したことから

体内でもしっかりと抗酸化作用を

発揮していることが示されてたそうです。

 

身体は食べ物でできているので

食べ物を変化させると

身体hもちろん、

心にもまでいい影響が出て

ストレスの何かと多い現代人には

ますます必要な「ミラクルフルーツ」ですね。

 

血圧にも良い影響

 

プルーンには多様なミネラルが含まれています

中でも豊富に含まれるカリウムは

高血圧の原因であるナトリウム(食塩)を

体の外へ排泄する働きがあります。

 

カリウムが豊富な食べ物は腎臓の機能を助けるので

カリウムの多い生野菜やスイカも

身体の外にナトリウムを出すのに良いといわれますよね。

(ただし腎不全の方にはカリウム摂取はだめです。)

 

 

 

でも生野菜をたくさん食べるのはなかな難しいですが

プルーンエキスなら比較的手軽に摂取できる気がします。

 

 

細菌と戦う

日々の暮らしの中で目に見えない微生物の影響を

私たちは受けていま

乳酸菌のように人の健康に有益な菌がいる一方

感染症や食中毒の原因となる菌も存在します

プルーンには有機酸(キナ、酸リンゴ酸など)が

多く含まれており

有害な菌が苦手とする酸性のの環境を作ります

またプルーンには抗菌性の高いポリフェノールが

存在することも分かっていますから

これら成分の総合的作用により

食中毒や尿路感染症を引き起こす

菌の増殖を抑えると考えられています。

 

 

 

プルーンは抗菌性が高いことが

近年の研究でわかってきているので

お弁当に入れるおにぎりに少量のプルーンエキスをまぜあわせて

お弁当につめるだけでも食中毒予防になりますし

その他、お醤油やケチャップなどの調味料に

プルーンエキスをプラスしてお料理するのも

おすすめです。

 

 

骨を強化

骨は体を支える働きをすると同時に

生命の維持に欠かせないカルシウムの貯蔵庫としての役割もあります

また骨は様々なホルモンを分泌することで

全身の健康に関わっていることも明らかになってきました

 

カルシウムの不足は骨粗しょう症の要因ですが

ホルモンバランスが変化する女性は特に

リスクが高くなることが知られています

プルーンは抗酸化物質やホウ素の働きにより

骨量の減少を抑えることが知られています

プルーンには消化管からのカルシウム吸収を

促進する作用があることも明らかになっているそうです。

 

カルシウムは現代人、特に日本人には

不足しがちな栄養素ともいわれていますから

骨量の減少を少しでも抑え、消化管からの吸収を

助けてくれるのは確かにすばらしいはたらきですね。

 

 

 

腸を良い状態に

プルーンは古くから緩下作用を始め

お腹の調子を整える働きがあることが知られています

実際プルーンには水溶性食物繊維のペクチンが含まれており

腸内フローラを良好に保つ働きや

便通の改善作用などが明らかにされています

 

プルーンに含まれるペクチンが

レモンなどのペクチンと異なる独自の構造を持つことや

栄養素の吸収に欠かせない

小腸の細胞の成長を促すことも明らかになっているそうです。

 

また三基研究総合所の最新の研究結果によると

腸は食べ物を消化した栄養素を体内に取り込む一方で

有害なものは排出するという

複雑な働きを担っています

そして病現体などから体を守るために

腸には様々な腸管免疫が備わっています

マウスにプルーンペクチンを2週間摂取させ

腸管免疫への影響調べたところ

通常の餌を摂取したマウスに比べて

プルーンペクチンを接種したマウスは

分泌される 抗体の量が増えました

 

これらの抗体は病原体を捕まえ便中への排出を促します

このようにペクチンは抗体生産量を増やすことで

腸管免を高めることが分かったそうです。

 

近年、腸の大切さと新たな働きが

いろいろ研究され

「第2の脳」とまでいわれています。

 

さまざまなサプリメントで

いろいろな不足しがちな栄養素を補うのもいいですが

プルーンエキスはジャムとは作り方がもちろん違います

 

「サプリ」ではなく

「食品」に分類されています。

 

なのでヨーグルトにかけたり調味料にプラスしたり

普段の食事の中に取り入れていけるのもいいですね。

 

 

まとめ

プルーンは

生のプルーンの実から栄養素をとるにも

そんなに量も取れませんし、

スーパーなどでも見かけることが

少ない実です。

 

なので、「プルーンエキス」

摂取するのが良いとおもいます。

またプルーンエキスは乾燥させたプルーンから

抽出されるのですが、プルーンを乾燥させることで

さらに栄養素がアップするそうです。

(乾燥シイタケなどと同じですね)

 

メーカーによって差があるらしいのですが、

カップ1のプルーンエキスで

だいたい100個ぐらいは入っているそうですから

体に良い栄養素をお手軽たべることができますね。

 

 

 

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プルーンには

ポリフェノール(アントシアニン)や食物繊維、

ビタミンとミネラルの結晶で、

カリウム、カルシウム

女性には特に必要な鉄分も豊富に含まれています。

各種栄養素を含んだ美容と健康に良いと言われている

ミラクルーフルーツです。

 

 

 

 

私のお気に入りのプルーンエキスの使い方です

 

 トーストにバターと合わせてジャムのように食べる。

 カレーの隠し味に入れる。

 ケチャップに混ぜて使う

 少量を普段のお醤油にいれるとお醤油がおいしくなる

 ビールに混ぜてもフルーツビールのようで美味しい。

 ヨーグルトにかける

 生の梅にハチミツとプルーンを合わせて梅プルーンジュース

 おにぎりをにぎるご飯に少量プラスしてまぜる。

 

このようにいろいろお料理にプラスして

楽しんで食べています

 

食生活が不規則だったり、お野菜不足などの方には

お手軽で試してみる価値はありです。

    

               

      参考文献 三基商事株式会社発行

        NEWS&COMMUNICATION

                 特別号 2019